ぼくは12歳
ブロガーさんご紹介の、「ぼくは12歳」という本を読んだ。
12歳で自ら命を絶ってしまった少年が書いた詩集。
私は「ワイングラス」という詩を読んで、涙が出てしまった。
大人になった自分が、青年時代を振り返り呟くような詩。
私は、記念や節目などを大切にしたいと思っている。
大人になった彼がワイングラスを手に呟く姿を思い描いて読んでいると、彼の姿が幻のように消えてしまい悲しくなった。
12歳の男の子が、なんてロマンチックなんだろうと。
もし、自分の息子が、懐かしそうに呟いている姿をみると微笑ましくなり、
もし、彼が呟いたなら、充実した素晴らしい人生を歩んできたんだと誇らしく思い、彼の話に耳を傾けるだろうと思う。
12歳の少年の口から聞いても、そういうものを大切にできる大人になっていくんだと思い、でも彼には未来がなかったんだと思うと涙がでてしまう。
「となりの犬」「ユキ」「ゴットン・ゴロン」も好き。
「ぼくの心」はどうしたの?って、何があったの?って聞きたくなる。
『からしをぬったよ
体に
そうしたらふつうになったんだ
よっぽど
あまかったネ
ぼくの心って』
詩のほかに、作文・読書感想文もあり、どれも素晴らしいものばかりでした。
それらの本も読んでみたいと思います。
ご両親の言葉が最後に書かれていました。
何が原因かは分からないし、何も知らない私が推測するのもおこがましい。
でも、この本に巡りあえてよかったと思う。
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コメント
こんばんは、ガウス@さん。
詩集にはかれの写真が載せられていました。
凛とした12歳の男の子の小さな心で、
どのような苦しみを抱えていたのかと思うと辛くなってしまいます。
投稿: fumika to ガウス@さん | 2008年5月28日 (水) 01時23分
12歳ですか?(>_<)
文面からでも、強烈な感性の持ち主なのは、
よ~くわかります。
深い。
投稿: ガウス@ | 2008年5月28日 (水) 00時18分
skapinさん、こんばんは。
読書はお好きなのですか?
お仕事もお忙しそうですからね。
自分の詩が世の中に出ると言う事なんて考えもしなかったでしょうね。
絶版らしいことも聞いたので、
よろしけれは、図書館で借りて見てもらえれば嬉しいです。
投稿: fumika to skapinさん | 2008年5月28日 (水) 00時17分
こんばんは、めろんさん。
彼に何があったかは、推測できても、
彼の心の大半を何が占めていたのかは分からないですね。
ふと口にしたことが、実はサインだったというのは良く聞く話です。
この世は生き易い様に見えて、そうではないことを思い知らされる事が多いと、お父様も仰っていました。
投稿: fumika to めろんさん | 2008年5月28日 (水) 00時09分
最近、本を読んでません。。。
結構好きでいろいろ読んでたのですが、、
本っていいですよね
文字、それが文章になって・・・
それが人の心へ届いて・・・
ちょっと本をまた読んでみようかな
投稿: skapin | 2008年5月27日 (火) 23時28分
12歳で命を絶つなんて、悲しすぎます。子供がいるので、ご両親の悲しみを思ってしまいます。
彼は繊細すぎたのでしょうか。詩を書く事で、バランスを保っていたのかな。でも、この世の中は、やわらかい心を持ったものには、とげとげしすぎたのかも。そんな気がします。
投稿: めろん | 2008年5月27日 (火) 11時44分
ふわりさん、こんばんは。
自分でも書けそうな気がするけど、
言葉にするのは難しいですね。
30年以上前の作品です。
私は図書館で借りて読みました。
投稿: fumika to ふわりさん | 2008年5月26日 (月) 20時16分
12歳で命を絶った方なんですね。。。
>『からしをぬったよ
体に
そうしたらふつうになったんだ
よっぽど
あまかったネ
ぼくの心って』
とても素直な言葉と 奥の深い表現に
ビックリしました。
とても12歳の子が書いたようには見えませんね。。
今度本屋さんで探してみたいと思います。
投稿: ふわり | 2008年5月25日 (日) 23時35分